【基礎編】当EAにも有効活用!サポートラインとレジスタンスラインを学ぼう!

 

こんにちは、Gackyです。
当ブログをご覧頂きありがとうございます。

 

今回の記事はサポートラインとレジスタンスラインについてです。
これは初心者でも比較的分かりやすく、相場の動きを予想する際に活用できると思います。

 

また当EAを運用する上でも、これは役に立つと思います!

 

それではいきましょう!

 

 

はじめに

サポートラインは、下値支持線のことであり、チャート上において「この価格より下には下落しにくいだろう」と意識され、反発する可能性があるラインのことです。ただし、その価格で反発することを約束するものではありません。

 

一方、レジスタンスラインは、上値抵抗線のことで、チャート上において「この価格より上には上昇しにくいだろう」と意識されるラインのことです。

 

当EAでもこれらのラインは有効に活用できます。例えば、ナンピンが増えてしまっている状態の時に含み損が膨らんでしまうと不安になります。そんな時に「そろそろサポートラインが近いので、そこで反転するかな」、「サポートラインを完全に抜けてしまった。逆張りで一気に損が膨らんでしまうかもしれないから損切りしよう」等、運用する上での1つの判断材料となります。

 

何の知識も無しに相場を見ていると、「どうしよう、どこまで円高になってしまうんだろう…」、「含み損が怖いからもう損切りしよう…」等、不安や根拠のない不必要な損切りをしてしまう場面があるのではと思います。

 

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

 

サポートライン、レジスタンスラインとは?

まず最初に以下のチャートをご覧ください。

 

A、B、C、D、Eの5点を通るように水平に引かれた黄色の線がレジスタンスラインで、F、Gの2点を通るように水平に引かれた線がサポートラインです。

 

これらの2つのラインは、トレードにおいて非常に重要な役割があります。これから、その役割とラインの引き方について、順番に説明していきます。 

 

 

サポートラインとは:役割と引き方

サポートラインは、別名「下値支持線」とも言います。上のチャートのように、価格がサポートラインまで下がってきたら(F、G点のライン)、そこよりも下がらないように相場は反発しようとします。価格が「下値」のラインを越えて下がらないように「支持」する力が働くので、「下値支持線」です。

 

 

サポートラインの引き方

それではサポートラインの引き方を見ていきましょう。 

もう一度、先ほどと同じチャートをご覧下さい。

 

F、Gの2つのポイントに注目すると、チャートの下落が止まって反転して上昇していることが分かりますね。このように、同じ価格帯でチャートの下落が止まっているポイント(安値)を見つけたら、それらのポイントを結んで水平のラインを右端まで伸ばします。 

 

安値どうしを結んでラインを引くだけです。
これで、サポートラインの完成です。

 

 

なぜサポートラインで価格が反発するのか?

FXは、世界中の何万人、何百万人もの投資家が参加して取引しています。
その参加者の多くの方は、ローソク足の安値になっている価格帯を常に意識しています。そして、下降トレンドが続き、価格が最安値付近に近づくほどその意識が強くなります。

さらに、その意識が強くなればなるほど、多くのトレーダーが買い注文を入れたり、売りポジションを持っていたトレーダーは買い戻しをしようとします。つまり、売り圧力より買い圧力が勝つ(=価格に上昇圧力が働く)のです。 

 

同じ最安値の価格帯が2つ以上あると、そこがサポートラインになります。 

 

そして、1つのサポートラインを形成する安値のポイントが、3つ、4つと増えていくほど、そのサポートラインが価格を「支持」する力は大きくなります。これは同時に、売買が激しくなることも意味します。 

 

ただし、サポートラインで価格が必ず反発するのではありません。いずれは、サポートラインを割って下落していきます。サポートラインで反発するのか、それともサポートラインを超えるのかを見極めることがトレードでは重要です。 

 

 

レジスタンスラインとは:役割と引き方

一方、レジスタンスラインは、別名「上値抵抗線」と言われています。価格が上昇してレジスタンスラインに近づくと、そのラインを超えて価格が上昇しないように圧力がかかります。つまり、「上値」を超えないように「抵抗」圧力が働く線ということですね。

 

 

レジスタンスラインの引き方

サポートラインは安値圏の価格帯に引きましたが、レジスタンスラインは高値圏に引きます。

改めて、先ほどと同じチャートをご覧下さい。

 

A〜Eは、全て高値ですよね。このように、2つ以上の同じ価格帯の高値を見つけたら、それらの点を結んで水平ラインを引きましょう。 これが、レジスタンスラインです。 

 

 

なぜレジスタンスラインで価格が抵抗を受けるのか?

多くのFXトレーダーは、チャート上で直近の高値になっている箇所があると、その価格帯を意識します。 

そして、上昇トレンドが続いて価格が直近の高値に近づくと、反転を狙った新規の売り注文を出したり、すでに買いポジションを持っているトレーダーの手仕舞い売りが出やすくなります。この時、買い圧力より売り圧力が増えて(=価格に下落圧力が働く)、一時的に反落するのです。 

 

サポートラインと同様、1つのレジスタンスラインを形成する高値のポイントが、3つ、4つと増えていくほど、そのレジスタンスラインが「上値」を「抵抗」する力は大きくなります。 

 

ただし、レジスタンスラインで価格が必ず反落するのではありません。いずれは、レジスタンスラインを突き抜けてさらに上昇していきます。レジスタンスラインで反落するのか、それともレジスタンスラインを超えるのかを見極めることが、トレードでは重要です。 

 

 

ラインの引き方と3つの注意点

サポートライン/レジスタンスラインを引こうとすると、最初は戸惑う方も多いと思います。どのように引いたらいいか、分からないからです。そこで、初心者の方に特に意識していただきたい重要なポイントをお伝えします。それが、次の3点です。

 

  • サポートラインとレジスタンスラインはセットで引く
  • 目立った安値や高値が1つしかなくてもラインは引ける
  • 正確なラインを引こうとしない

 

それぞれ詳しく説明していきますね。

 

 

サポートラインとレジスタンスラインはセットで引く

サポートラインとレジスタンスラインはセットで引くことをおすすめしています。

 

先ほどと同じ、次のチャートをご覧下さい。

 

価格が上昇するのか下降するのかは、100%言い当てることは誰もできません。しかし、価格はいずれ、どちらかのラインを抜けることは確実です。

 

そのため、サポートライン、レジスタンスラインの両方を引いて分析しておくと、ライン際で価格が反転するか、ブレイクするか、どちらに動いても対応できます。 そのためにも、サポートラインとレジスタンスラインは必ずセットで引く習慣を付けましょう。

 

そして、もしこの後チャートが一気に上に抜けるとするとトレーダーは以下のように考えます。

 

  • 支持されていたポイントをとうとう上に抜けてしまった
  • これからは強気な状況で、安心して売る場面ではない
  • いよいよ上昇トレンドが始まるのではないか
  • 多くのトレーダーが同じことを考えるだろう

つまり、あなたがここで売りポジションを持っても、その後に下降トレンドが発生する確率は低いことが分かります。

 

 

安値や高値が1つでもラインは引ける

ここまでは、基本を覚えていただくために、同じ価格帯で2つ以上存在する安値や高値にサポートラインやレジスタンスラインを引いてきました。では、目立った安値(もしくは高値)が1つしかない時は、ラインを引けないのかというと、そんなことはありません。

 

次のチャートをご覧下さい。

 

Aはレジスタンスライン、Bはサポートラインです。高値と安値はどちらも1つで、2回以上反転した事実はありません。 この先、AかBのどちらにかに価格は近付いていくはずです。

 

仮に上昇して、Aに近付いた時、Aがレジスタンスラインとして反落するのか、それとも簡単に上抜けてしまうか、そのプロセスをよく観察すると良いです。もし反落すれば、2回反落したという事実となり、よりいっそう強いレジスタンスラインが形成されたと認識できます。

 

なお、先にお伝えした通り、同じ価格帯で3回、4回と現れる安値や高値をベースに引かれるサポートラインやレジスタンスラインのほうが、1つしかない安値や高値をもとに引かれるラインよりも強い反発力・抵抗力を持っています。

 

勝てないトレーダーは、単に1箇所だけの判断でサポートライン・レジスタンスラインを引いて終わってしまいがちです。

 

しかし、勝てるトレーダーは、単にラインを引くだけでなく、そのラインが形成されるプロセスや、そのポイントで過去に反発したりブレイクしたりしていないかなど、より多くの情報を引き出して正確な分析をしようとします。 

 

トレードで安定して勝つためには、より多くの情報を基に正確な分析を行うことが重要ですね。

 

 

正確なラインを引こうとしない

さて、ラインを引く時、ローソク足のどこに引くのか、迷った経験をした方は多いと思います。最初からどちらか絞るのではなく、幅を持たせて考えることをおすすめします。

 

ヒゲに引くの?それとも実態部分に引くの?

サポートライン/レジスタンスラインは、安値圏(もしくは高値圏)になっている価格帯を把握するためのものであって、ピンポイントの価格を把握することが目的ではありません。

 

そのため、ぴったりの価格を探そうとせず、ヒゲと実体の両方を意識すると良いです。 何度も反転しているラインになると、ヒゲもしくは実体のどちらの価格に設定するべきか、自然と分かるようになります。

 

もう少し詳しく説明しますね。次のチャートをご覧下さい。

 

このチャートでは、サポートラインもレジスタンスラインもヒゲ先辺りで反発しているケースですが、全てのポイントがそうではなく、実体部で反発しているポイントもあるのが分かるかと思います。どちらかのラインに絞る必要はないです。

 

ヒゲか実体のどちらにラインを引くかあなたが迷っているということは、同時に、他のトレーダーも迷っているということを意味します。そのため、焦る必要は一切ありません。チャートが進行して、どちらの価格帯が意識されるのかを監視していくイメージで臨みましょう。 

 

 

まとめ

いかがでしたか?
今回は基礎編ということでご紹介させていただきました。

 

サポートライン、レジスタンスラインは比較的簡単に理解でき、有効なテクニカル分析かと思います。
当EAを運用のモニターさん達の中にはもちろん、このラインを注視している方もいらっしゃいますし、初心者の方にも学んでいただき、是非ご理解いただければ幸いです。

 

損切りのタイミングは皆さん難しいですよね…このラインを完全に抜けた際には損切りするなど一つの判断材料となればと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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