こんにちは、Gackyです。
このページでは、当EAが採用している「ナンピン・マーチンゲール法」についてご説明します。
これは、上手に付き合えば素晴らしいツールとして活用できます。
せっかくですので、その仕組み、理論を理解した上で使用しましょう。
ナンピンマーチンゲールとは？
ナンピンマーチンゲールとは、FXなどにおけるトレード手法で、ナンピンとマーチンゲールが合体した言葉です。
ナンピンについて
ナンピンとは、エントリーしたポジションが逆行した場合、既存ポジションと同一方向のポジションを増やす手法です。
例えば、買いでエントリーした後、相場が逆行して価格がドンドン下がって行くのに追加で更に買いのエントリーをします。
株式で例えるとわかりやすいので以下をご覧ください。
例えば、50,000円で1株買った株が40,000円まで下落したとします。
ここで追加で40,000円でもう1株買うとします。
すると、今現在の保有株数は2株です。
支払った金額を保有数で割ると45,000円になりますよね？
ナンピンは平均取得単価を下げるので、初回で買った50,000円まで株価が回復しなくても、平均取得単価の45,000円が上回った時点で利益となるのです。
仮に40,000円の時点でナンピンをしていなかった場合、株価が50,000円に戻るまではずっと損失のままです。
FXで例えると、ドル円を100円でエントリーします。
例えば、USD/JPY 100円で1ロット分エントリーしたロングポジションが98円まで下落したとしましょう。
ここで追加で1ロット分をロングでエントリーします。
今現在の保有ロットは２ロットです。
支払った金額を保有数で割ると99円になりますよね？
この場合、USD／JPY が99円以上になった場合、利益となります。
つまり、ナンピンは平均取得単価を下げることにより、逆行した場合でも利益を出しやすい手法となります。
適切な箇所でナンピンすれば、非常に効果のあるテクニックです。
しかしながら、当然リスクもあります。
それは！ナンピン後も続けて逆行してしまった場合です。
保有数が増えている為、下落に対する損失金額の割合は保有数分、増加してしまいます。
マーチンゲールについて
マーチンゲールとは、18世紀に考え出されたベット戦略の一種になります。
勝率50%のゲームで負けたら賭け金を倍にしていくことで、何連敗しても1度勝てば負け分を取り戻せるという手法です。
もともとカジノなど主にギャンブルで使われていた言葉で、これをトレードに当てはめます。
それが先程、説明したナンピン時です。
1ロット→逆行→2ロット→逆行→4ロット→逆行→8ロット
というイメージで、エントリーする毎に保有枚数を『倍』にします。
先程のFXの例で、追加エントリーをする際、ロット数を増やしていきましょう！
100円で最初のポジションを持った後に下落。
98円でポジションを持つ際に倍の２ロットでエントリーします。
この場合、（100円＋98円＋98円）÷３
という式が成り立つため、平均取得単価は98.67円となります。
先程の1ロットでのナンピンより、平均取得単価が下がりました。
このようにナンピンマーチンゲールの手法を用いることで勝率が極端に高くなります。
ポジションが逆行した場合は、マーチンゲール方式で利確ラインに達するまでナンピンを繰り返すので、資金があれば勝率100%のトレードが出来ることになります。
さて、この理屈が解ればかなりの勝率で勝てるのでは？と思いますよね。
ただし、そういったナンピンマーチンゲールロジックの自動売買には注意点があります。
EAの注意点
先述したようにナンピンするためには、資金が必要になってきます。
マーチンゲールの場合は、ナンピンロット数の倍率が2倍なので、さらに資金が必要です。
限られた資金の中でナンピンをやたらめったら行っていたら資金が底をつき、破産してしまいますよね。
FXでは口座に入金している資金が0円になることを破産といいます。
私も昔破産を経験し、よい勉強をしました…
さて、ここまでナンピンマーチンゲールのロジック及び、それを用いた EAの注意点について理解頂けたでしょうか？
ナンピンマーチンゲールは使い方次第では、とても有効な手法だと思っています。
まとめ
いかがでしたか？当EAについて、多少は理解していただけましたでしょうか？
やたらめったらエントリーをして、やたらめったらナンピンをしていては、せっかくのナンピンマーチンゲール手法も悪者扱いされてしまいます。
特に相場が荒れやすい月末月初や重要指標、また要人発言等の前には取引をOFFにする等の対応をしていただき、ご自身のリスクヘッジをしていただければ当手法は非常に有効に働きます。
さらにサポートラインがしっかりしておりますので、上記の様な相場が荒れそうな時は事前に連絡が入りますので、それもご参考にしていただければと思います。
気になる点等ありましたら、お気軽にお問合せください。
